谷原章介、壇上でビンタのウィル・スミスに「ロックの冗談で会場全体が笑っていて、それが一番大きな問題」

3/29(火) 9:18配信
スポーツ報知

　８日放送のフジテレビ系「めざまし８（エイト）」（月～金曜・午前８時）では、２７日（日本時間２８日）に米ロサンゼルスで行われた第９４回米アカデミー賞の授賞式で俳優のウィル・スミスが、プレゼンターとして出席したコメディアンのクリス・ロックを壇上で平手打ちする前代未聞のハプニングが起こったことを特集した。

　ＭＣの俳優・谷原章介は「あの瞬間、クリス・ロックの冗談で会場全体が笑っていて、僕はそれが一番大きな問題だと思っていて」と話すと、「ウィル・スミスが怒ったからこそ、ああ、これは嫌なジョークだったんだなと分かったと思うんですけど、奥様しか嫌だなって気持ちが分かってなかった。ここで笑っている空気感があるからこそ、ああいった人を揶揄（やゆ）するようなことはなくならないんじゃないかな。ああいう発言した時に、みんながシーンとしてブーイングをすることが一番大事な抵抗なのかなと僕は思ったりします」と続けていた。

　長編ドキュメンタリー賞を発表するために登壇したロックは、スミスの妻ジェイダ・ピンケット・スミスの髪形をからかうようなジョークを披露。直後、スミスはステージに上がるとロックにつかつかと歩み寄り、左頬に“強烈ビンタ”をかまし、放送禁止用語を交えて怒りを爆発させた。突然の出来事に、テレビ中継が一時途切れる事態に。米メディアによると、ジェイダは脱毛症に悩まされ、昨年夏から短髪にしている。

　その後、スミスは「ドリームプラン」で主演男優賞を獲得し、再びステージに登壇。「本当に名誉なこと」と初オスカーの喜びを語ると同時に「皆さんに謝罪しなければなりません。無礼なことを言われても耐えなければならなかった」と涙ながらに騒動を謝罪した。

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