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シン・リジィ『Live And Dangerous』の8CD豪華ボックス・セットと『Life』リマスター版発売決定

シン・リジィ（Thin Lizzy）のキャリアを決定づけた1978年のライブ・アルバム『Live And Dangerous』が発売45周年記念盤のCD8枚組のボックスとして、そして1983年に発売されたライヴ・アルバム『Life』が発売40周年記念としてリマスターされて2023年1月20日に発売されることが決定した。

『Live And Dangerous』
『Live And Dangerous』の8枚組ボックスには、アルバム本編の全曲に、同時期の7公演のコンサート音源を加えたCD全8枚と、詳細な解説と貴重な写真資料を掲載したブックレットで構成。最盛期のシン・リジィのステージを最高の音質で追体験できるファン必携のパッケージとなる。

Disc 1には、アナログ盤では2枚組だった『Live And Dangerous』の全曲を収録 (本作のために制作された新規マスターを使用) 、Disc 2?4にはロンドンのハマースミス・オデオンで76年11月14日から16日に行われた3公演、Disc 5と6にはフィラデルフィアのタワー・シアターで77年10月20日と21日に行われた2公演、Disc 7にはトロントのセネカ・カレッジ・フィールド・ハウスでの77年10月28日の公演、そしてDisc 8にはロンドンのレインボー・シアターでの78年3月29日の公演をそれぞれ収録。

ロンドン、トロント、フィラデルフィアの6公演は、オリジナルのマルチトラックからBen Findlayが新たにミキシングし、ギタリストのスコット・ゴーハム監修のもと、Andy Pearceがマスタリングを担当した。

『Live And Dangerous』は、もともと1977年に発表した8作目のアルバム『Bad Reputation』のプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティと組んでスタジオ・アルバムにする予定だったもの。バンドはそのアルバムで大成功を収め、彼と再び仕事をすることを切望していた。しかし、ヴィスコンティのスケジュールは限られていたため、フィリップ・ライノットは、代わりに2週間かけてライブ・アルバムを制作することを思いついた。1978年にリリースされた『Live And Dangerous』は、3ヶ月間イギリスのトップ10にランクインした。

『Live And Dangerous』のスーパー・デラックス・エディションは、このアルバムがスタジオで広範囲に渡ってオーバーダビングされたという神話をついに覆し、シン・リジィが毎晩のように最高の状態にあっただけではなく、1970年代で最高のライブバンドの一つだったことを証明するものである。12 x 12のパッケージには、マーク・ブレイクによる新しいインタビューを含むスリーブノートと、貴重な写真やメモラビリアが詰まったブックレットも付属している。

『Life』
シン・リジィのライヴ・アルバム『Life』は1983年にリリースされ、同年初めのバンドのお別れツアーで録音されたバンド最後のアルバムとなった。

フィル・ライノットは、『Thunder And Lightning』ツアーの後、グループを解散させる時が来たと感じており、その記念として、元シン・リジィのギタリストであるエリック・ベル（1969-73）、ブライアン・ロバートソン（1974-78）、ゲイリー・ムーア（1974、77、78-79）を集めてハマースミス・オデオンでバンドとステージ上で一緒に演奏している。

リジーの名曲「The Rocker」の演奏では、ジョン・サイクスとスコット・ゴーハムとともに、すべてのギタリストが同時に演奏し、合計8人のメンバーがステージで演奏することになった。また、元ギタリストのスノウィー・ホワイトが、1981年に録音された「Renegade」「Hollywood」「Killer On The Loose」の3曲でアルバムに出演。この40周年記念盤は、最高の音源からリマスタリングされている。

https://www.udiscovermusic.jp/news/thin-lizzy-live-dangerous-life-anniversary-editions