バレンタインデーに周期表チョコのプレゼント。ケンモメンはどの元素にする？

バレンタイン、千葉大で「元素周期表チョコ」配布　住友金属鉱山
2023/2/14 17:57

バレンタインデーの１４日、金属素材を生み出す製錬や資源開発などを行う住友金属鉱山は、「日々の研究を応援」しようと、元素周期表を模したチョコレートを千葉大（千葉市稲毛区）の学生に贈った。

同社の担当者は「会社を知ってもらい、学生を応援したいという思いがあった。忙しい時期だが甘いものを食べてリフレッシュしていただければ」とチョコを渡した。

受け取ったのは千葉大のセラミックス化学研究室の学生４人。同研究室には、学部生や院生を含め２２人が所属しており、亜鉛や銅などの機能性材料を用いて新機能を持つナノ粒子（直径１００ナノメートル以下の粒子）をつくる研究を行っている。

「Ａｕ（金）」のチョコを食べた修士１年の三ツ橋拓輝さん（２３）は「オレンジと紅茶の味がして、上品でおいしい」と語り「（金の性質と同じように）安定感がある味」と笑顔を見せた。「Ｃｕ（銅）」のチョコはココナツとカラマンシー（東南アジアなどで栽培されるかんきつ類）が使われている。修士１年の伊藤愛里さん（２３）は「かんきつ系の味がして南国を感じる」とその味に興味津々の様子。

同社の担当者は、「学生の皆さんが興味を示していただけてよかった」と振り返った。

チョコはパティシエの波多江篤氏が監修。同社が金属の特徴を伝え、その特徴を味や香りで表現してもらったという。同社は千葉大のほか、首都圏や関西などの４大学にもチョコを贈る予定だとしている。

https://www.sankei.com/article/20230214-HSPODQ7AJJKAVPV3QH5VO3OIYI/

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