【大阪】「えっ！」ごみ収集車が堂々歩道を走行…「疲れた表情で」

大きな音を立てて近づいてくる、ごみ収集車を捉えた映像に驚きの声が。

6月18日午後10時半ごろ、大阪府内の出来事です。

このごみ収集車が走っているのは…。

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よく見ると、車道ではなく歩道です。手前には点字ブロックや横断歩道も見えます。

目の前を通りかかった車の運転手も…。

「え～」（ミニバン運転手）

歩道のごみ収集車に驚きの声を上げています。

さらに、歩道の信号は赤ですが、ゴミ収集車は、横断歩道に飛び出すと何事もなかったように車道に戻り、走り去って行きました。

「（最初は）ごみの回収で一時的に乗り上げたぐらいの程度かなと思ったんですが、また、ちょっと走行、走ってたので、これはちょっとまずいんじゃないかという感じです。」（撮影者）

撮影者によると、日曜日のこの時間帯は人通りが少ないということですが…。

「歩道走ってる時に（ごみ収集車が）自転車であるとか、トラックを避けて通ってます。結構すれすれで、自転車の方も「え!?」という驚きの話し声というのが聞こえました」（撮影者）

現場を見てみると、歩道と車道の間にはガードレールがあり、誤って進入することは考えにくい場所です。さらに、映像が撮影された時間帯は交通量も少なく、渋滞回避とも考えにくい状況。

また、撮影者はごみ収集車の運転手について…。

「ちょっと機嫌が悪そうなというか。疲れているような表情はしていたので。ちょっと魔が差したじゃないですけど、そういったところで歩道を走行されたのかなとは、主観ですが思いました。」（撮影者）

公共性が高いごみ収集の業務。なぜ、そのゴミ収集車が、このような運転をしてしまったのでしょうか?

当該の会社に話を聞きました。

「当然 歩道の走行は禁止されている行為であり、会社としても今回の件は大変遺憾です。当該の従業員はもちろんのこと、全従業員の再教育を行い、二度とこのような行為が行われないよう徹底いたします。」（当該の会社）

歩道に入った経緯については、調査中だとした上で。

「すでに　当該従業員と取締役が警察に出頭した上で、事実関係を認めて説明しており、しかるべき処分に従う所存です。」（当該の会社）

車両が歩道を走行した場合の刑罰について、弁護士の若狭勝氏はこう話します。

「道路交通法違反になろうかと思います。通行区分違反という、通行してはいけないところの歩道を走行していたという犯罪。法律では3か月以下の懲役または5万円以下の罰金という処罰になります。」（若狭勝弁護士）

6/21(水) 15:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c30c59a3f7b89b60eb5e9381623a55c9918a4211

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