ケンモメンが建立した大型商業施設「ケンモール」にありがちなこと

熊本市中心部の大型商業施設で消防訓練
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20231129/5000020747.html

大洋デパートの火災から５０年となる２９日、熊本市中心部の大型商業施設で、火災を想定した消防訓練が行われました。

訓練は熊本市中央区の大型商業施設「ＳＡＫＵＲＡＭＡＣＨＩ Ｋｕｍａｍｏｔｏ」で行われ、熊本市消防局の隊員やテナントのスタッフなどおよそ２５０人が参加しました。

はじめに、熊本市の大西市長などが、大洋デパート火災で亡くなった人たちに黙とうをささげました。

その後、建物の４階と３階から火が出て、逃げ遅れた人がいるという想定で訓練が始まりました。

消防隊員が、３階と４階、それに５階にいた、逃げ遅れた人たちをはしご車やヘリコプター、それにロープを使って助け出したほか、建物の中にいた人たちは外に避難していました。

熊本市西消防署の中村雅司署長は「犠牲者の方がおられたからこそ今の消防力があると思います。きょうはヘリを用いた訓練も行い、今の熊本市と県が持っている消防力のすべてを出しきった思います」と話していました。

また、大西市長は「当時、私は５歳で、煙が立ち上るところを見てショックを受けました。５０年がたつと風化していくと思いますが、そうならないためにも語り継いでいきたいです」と話していました。