クズほどボケやすい。生きて迷惑、ボケて迷惑、大変だなこれぇ

　
一連の研究によれば、人の脳の病理の程度と認知障害の臨床症状との間にはつながりがないことが示されています。例えば、75歳以上の成人の約3分の1は、アルツハイマー病の基準を満たすのに十分なアミロイドβとタウを持っていても、認知機能には障害がありません。今回、この違いが特定の性格によるものなのか、2大陸4か国にわたる8件の公表された長期研究のデータがメタ分析されました。
https://doi.org/10.1002/alz.13523

その結果、誠実さ、外向性、肯定的な感情は認知症の発症を防ぐ効果がある一方、神経症的傾向と否定的な感情は危険因子であることがわかりました。寛容さ、協調性、人生の満足度に関する高いスコアも、少数の研究では発症を抑止する傾向があることが判明しました。また、驚くべきことに、認知症の脳に見られる神経病理と性格特性との間には一貫した関連性がありませんでした。つまり、認知症のなりやすさは、アミロイドβやタウタンパク質の蓄積といった病理の特徴ではなく、不誠実さなどの性格の特徴によって決まる可能性が高いというわけです。
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