- 1 : 2020/05/24(日) 19:18:49.87 ID:CvAR35J39
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インタビューはオンラインで実施。「この4カ月はこれにかけてみようと思っている」と語る金井隆典氏
5月21日、慶應義塾大学など7大学を軸とした、共同研究グループ「コロナ征圧タスクフォース」が発足した。全国の施設から、新型コロナウイルス(COVID-19)に罹患した無症候から重症までの患者の血液検体約600人分を収集して、高解像度HLA解析、SNPアレイ解析、全ゲノムシークエンス解析、T細胞レパトア解析などを実施して重症化リスクを分析するとともに、ワクチン開発につなげるのが狙い。AMED(日本医療研究開発機構)の研究費を得て行い、この9月には研究成果が報告される予定だ(同タスクフォースのホームページはこちら)。
研究開発代表者の慶應大消化器内科教授の金井隆典氏に、研究がスタートした背景や概要などをお聞きした(2020年5月22日にオンラインでインタビュー)。
※省略
――では、今回の研究体制をお教えください。
7大学、プラス国立国際医療研究センターを含め、計8施設の研究機関が中心となり、これらを含む40施設を超える病院から患者さんの血液検体を集めます。
――COVID-19の無症候から重症まで、約600人の患者の血液検体を分析するとのことです。これはこの数があれば、遺伝子多型などを検出し得るという数字なのですか。感染者が減少しつつある今、患者さんからどう同意を取得されるのでしょうか。
研究は国際競争であり、より良い成果を出すには、本当は6000人分あった方がいいとは思います。今回の研究では、全ゲノムシークエンス解析、高解像度HLA解析のほか、サイトカイン活性化なども調べるので、1人当たりの解析に相当コストがかかります。HLAは、A、B、C、DR、DQ、DPの組み合わせによって非常に多様であり、その解析は容易ではありません。さらに日本人の感染者数を考えると、最低600人分調べれば、何らかの結論が出るのではないかという判断です。
今回は、遺伝子を調べる研究なので、血液検体の採取は、入院中でも、退院後でも構いません。退院後、経過観察のために受診した際にご説明して、同意を取り、研究に参加していただく努力をしています。参加施設は40施設にとどまらず、どんどん拡大しています。いろいろな病院にお声がけをしたり、今回の「コロナ征圧タスクフォース」発足を聞いて、多数の問い合わせも受けています。
――HLAは獲得免疫に関係するものですが、自然免疫は今回の研究の直接のスコープには入っていないのですか。
ワクチン開発につなげることを今回、強調してアピールしているので、HLAという言葉を強調していますが、「HLAが関係している」というのは、一つの可能性です。自然免疫系で非常に重要なTNF-α、IL-6などの遺伝子多型が見付かるかもしれず、だからこそ全ゲノムシークエンス解析を行うのです。
※省略
――今後、7月にいったん収集した検体を解析し、9月を目途に研究成果を速やかにまとめる予定とのことです。
まず第1報として、約600例の分析を通じて明らかになったことを報告する予定です。全ゲノムシークエンス解析等を行うので、膨大なデータが出てきます。宮野先生と岡田先生はデータ分析の大家であり、統計学的に言える何らかの結果が出てくることを期待しています。
もっとも、科学的に正しいことと、「社会で使える事実」は、開きがあります。第1報で注目すべきデータが出てきたら、「もっとここを確認したい」となり、血液検体の数を増やしたり、次の研究につなげることができるでしょう。ただし、無理は進めません。科学的にもっと深めるべきだと判断した場合に、拡大していくというプロセスです。
――今回の研究で、重症化関連遺伝子が明らかになった場合でも、実臨床に生かすにはまだ数ステップの研究が必要でしょうか。
国民全員を対象に、重症化に関連する「遺伝子X」の多型を調べることは、差別につながります。上手に使うことが必要で、COVID-19と診断した場合に、「遺伝子X」が作るたんぱく質を検査するといった手法が考えられるでしょう。医療崩壊を起こさせないことが我々の目的。検査の結果、重症化が予測される方には入院治療を行い、それ以外の方は自宅療養してもらうなど、トリアージにつなげることができると思います。
さらにワクチンですが、北里大学の片山(和彦)教授が既に開発を進めており、分子ニードルという手法の特許も持っています。重症化に関与するHLAを同定でき、それを基にしたワクチンを開発できれば、重症化する方の免疫反応をあらかじめ抑えることができます。(続きはソース)
2020年5月23日
https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/776826/?category=interview - 2 : 2020/05/24(日) 19:19:34.38 ID:Jyam4EId0
- 中二病が喜びそうな単語が
- 3 : 2020/05/24(日) 19:19:58.26 ID:4QBtmXgY0
- んで、やっぱりこのウイルスは人工的に手が加えられてますねって結論になるんだろ
- 4 : 2020/05/24(日) 19:22:46.20 ID:TDl4GxyC0
- もしHLAで重症化のリスクがあるかどうかわかったら素晴らしいな
- 5 : 2020/05/24(日) 19:26:10.63 ID:WdsrxpaQ0
- HALの反乱か胸熱だな
「今すぐドアを開けろ!」
「デイブ、もうこの会話は何も目的がありません。さようなら。」 - 6 : 2020/05/24(日) 19:29:55.15 ID:g81e7+VX0
- >>1
全文読んで書き込んだ人の数↓ - 7 : 2020/05/24(日) 19:31:40.40 ID:1AoJrNKA0
- 別の疾患で慶應で遺伝子検査してっから調べておいてくれよー
- 8 : 2020/05/24(日) 19:32:31.69 ID:7PDPnPvz0
- 重症化に関連する遺伝子Xが見つかればいいんだけどね
重篤化は遺伝子とあまり関係がない気がするんだよなあ・・・ - 11 : 2020/05/24(日) 19:33:40.65 ID:rSY/6CLI0
- つまりデブとハゲが淘汰されるってことだよな?
- 20 : 2020/05/24(日) 19:40:46.59 ID:HZELhAN90
- >>11
>つまりデブとハゲが淘汰されるってことだよな?
HLA → 縄文系と弥生系(中国長江)と、それ以降の朝鮮系の区別
SARSでは、弥生系と朝鮮系が感染しやすい、で学説が確定している。重篤化はまた別かもね。 - 14 : 2020/05/24(日) 19:35:52.04 ID:9xLs34hH0
- 歯周病菌と腸内細菌の違いがかなり大きいだろ
西ヨーロッパでは特に死亡率が高いのはそのせいではないか - 18 : 2020/05/24(日) 19:39:36.33 ID:Ph54Am6M0
- >>14
腸内細菌の保有種類も先天性なので、HLA次第かもしれない
現実的にHLAのほうが調査はしやすいと思う - 15 : 2020/05/24(日) 19:36:29.03 ID:Ph54Am6M0
- SARSもHLAと重症化が関係してると言われてたからな
HLAによって病気のかかりやすさ、薬の副作用等が異なるのは、もはや定説映画ガタカの世界だが、最初からリスクを想定できるのは良いことだと思う
ガタカまでいってしまうと問題だが - 17 : 2020/05/24(日) 19:38:23.09 ID:EFrZxVa6O
- まあ鍵はHLA型と最初から言われてたよね
命に関わるような重症化は主に免疫の暴走のサイトカインストームによるものだし - 19 : 2020/05/24(日) 19:39:37.73 ID:QFnMLIFB0
- 結果出してから言え
- 23 : 2020/05/24(日) 19:44:35.70 ID:TJ64azpm0
- SARSのときは、HLA B-46が重症になりやすいって情報はあったな
新型コロナは、別の型のHALが関与か? - 24 : 2020/05/24(日) 19:46:21.60 ID:CJ33L+1c0
- 慶應の宮田先生は入らないの
やっぱりタレント学者に過ぎなかったのかな - 25 : 2020/05/24(日) 19:46:29.28 ID:jH+k7IfJ0
- 石正麗に聞けばいいだけじゃね
- 27 : 2020/05/24(日) 19:55:06.41 ID:3AbpjzdS0
- IBMを一文字ずつずらしたやつか
- 28 : 2020/05/24(日) 19:57:35.65 ID:CJ33L+1c0
- HLA阻害って出来るわけでもないし、早くアクテムラ調べないと
【コロナ】重症化リスク、遺伝子レベルで解析へ コロナ征圧タスクフォース研究開発代表者、金井教授「HLAが関係している」

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