「一番好きな政党」、参政党はほぼ横ばい 朝日・阪大ネット意識調査

※調査期日:7月1日、7日

朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST7810W3T78ULLI001M.html

小宮山亮磨　2025年7月8日 18時00分

朝日新聞と大阪大の三浦麻子教授（社会心理学）によるインターネットの意識調査で、「一番好きな政党」として有権者が最も多く挙げた政党は7日現在、自民、立憲民主、国民民主、日本維新の会、参政の順だった。

意識調査は、全国の有権者を対象に、インターネット調査会社を通じて2月から毎月実施。それぞれ約700～2700人から回答を得た。7月は1日と7日に調査した。

前回の調査までに、「一番好き」と答えた人の割合が3倍超に伸びていた参政の数字が、今回7日はほとんど変わらなかった。

3位の国民民主は、5月から6月にかけて急落したが、こちらも前回とほぼ同じ割合だった。下げ止まってはいるが、上昇していない。

自民も前回1日とほぼ変わっていない。立憲はわずかに減らし、維新はわずかに増やした。

調査は有権者に「一番好きな政党」や「一番嫌いな政党」について聞いたほか、好き嫌いが同じ人や異なる人のことをどう思うかなどを質問した。

コンピューターで無作為に作った番号に電話するような世論調査とは異なり、無作為抽出にはなっていない。このため、有権者全体の縮図を調べられていることにはならないが、各党の勢いの変化をみる指標にはなる。