害獣駆除で年間5万トン以上の死骸の後始末は限界に来ている
生の 秋が訪れれば、またクマなど野生動物の出没増加が懸念されている。そして「もっと駆除すべき!」という声が高まる。
たしかにクマは人身被害が恐ろしいし、シカやイノシシ、サルにハクビシン、アライグマ、サル……なども実りの秋を食い荒らす。
だから駆除数を増やせという声は理解できる。また駆除を担当する人材を増やせ、技術を磨け、という主張もよくわかる。
だが、一つ大事なことを忘れていないだろうか?
それは駆除した個体をどう処分するか、という問題である。野生動物を駆除……ようするに殺せば、その死骸の処理が欠かせない。
なかには体重が100キロを越えるような巨体のクマやシカ、イノシシもいる。
駆除現場の多くは山の中であることを考えると、その処理はとてつもない労力を必要とするだろう。シカ、イノシシの駆除数は年間130万頭以上
ここで近年の有害鳥獣駆除数を確認しておこう。まずクマの駆除数は、2025年度は1万4601頭に達した。前年度の2倍以上である。
シカとイノシシの駆除数は、25年度分はまだ公表されていないが、24年度でシカが約73万頭、イノシシ約64万頭。ほかにも多様な害獣が駆除されているが、とりあえず駆除される3種の重量の総計を推定してみよう。
クマの場合、ヒグマとツキノワグマ、さらにオス、メスによって体重の幅は大きいが、ここでは1頭60キロとしておく。ニホンジカは30キロ、イノシシ40キロとする。いずれも小さめに見積もっている。
これを駆除数で計算すると、クマ876トン、シカ2万2200トン、イノシシ2万6000トン。合計4万8476トン。
そこにサルやアライグマ、ハクビシン、キョン……と小型の駆除害獣分を加えると、年間5万トン以上になるのではないか。もちろん大雑把すぎる計算で、実態はもっと多いと想像するが、ともかく、これだけの肉の塊の駆除個体の処分が必要となる。
よく言われるジビエ利用も、心もとない。
シカ、イノシシを合わせて利用される頭数は1割以下であるし、食せる肉は体重の3割もない。
残った肉と毛皮、骨などの使い道も少なく、残渣の処分をしなくてはならない。<続く>
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/38dcca73a0f8b23bf35ac5af33889c63aa567273
処分方法は、ほとんどが埋設と焼却。化成処理や生物処理などもあるが、ごくわずかだ。
そして、埋設も焼却も問題を抱えている。
どこに埋めるのか。山の中で穴を掘って埋めようにも、その山の所有者の許可も必要だし、そもそも山で深さ1メートル以上の穴を掘るのは極めて難しい。
表土によってはスコップを受け付けない。
埋設するための場所を事前に用意しておくにしても、毎年の駆除数を考えれば相当な広さが必要になるし、埋めた後の管理も必要だ。
駆除した現場(銃で倒した場所、もしくは罠にかかった場所)から埋設場所、あるいは焼却施設まで運ぶにしても、その運搬の労力は馬鹿にならない。
車が近くまで入れるのか、積める荷台があるのか、そして重い個体を山の中から移動させ積み込めるのか。
そうした役割はハンターに任せてしまっている。
しかし駆除活動そのものが非常に肉体的・精神的に厳しい行為であるうえに、その後の処理は大きな負担になっている。
狩猟免許取得者には、この後始末が辛くて現場に出なくなるケースもあるという。
ちなみに有害鳥獣の遺骸は、通常は一般廃棄物扱いだ。
ただし扱える廃棄物の種類で、動物死体及び付随汚物の許可を有していなければならない。
また一時保管のための冷却設備が必要になる場合もある。つまり産業廃棄物業者や個人には処分できない。
だからゴミ焼却場で燃やせばいいわけではない。
別途、動物用の設備を追加する必要があるだろう。もし専用の施設を建設しようとすると、億単位の予算が必要だ。
駆除数が増えると、埋設場所の確保に悩み、焼却炉の燃料費も高騰してしまう。
自治体の負担がどんどん膨らんでいく。すでに処理は限界だとする自治体も少なくない。
動物関係の処理を行う民間業者を探すと、東京に1社あっただけだった。
ここは専用の焼却施設を備えて、関東各地の自治体と契約して引き受けている。だが、そのキャパにも限界があるようだ。
<続く>
現実の駆除個体の処理はどうしているのか。どうやら駆除現場に放置されているケースが相当あるらしい。
ハンターからすれば駆除してもらえる報奨金の額では、装備費や出動費も十分に賄えないのに、運び出したり埋設したりする労力が割に合わないからだ。
しかし、山に捨ておかれた駆除個体は、また別の問題を引き起こす。
腐敗して水質汚染を引き起こしたり、腐敗臭が人里まで流れたり、病原菌や害虫が大発生したりする恐れがある。
そして最近では、クマが駆除されたシカやイノシシを食べて栄養をつけている可能性が指摘されている。
肉は、栄養価が高い。肉の味を覚えると、体格がよくなり冬眠しなくてもよくなる個体もいるようだ。
人を襲い始める可能性も高まる。
山中でシカなどの撃つ銃声がすると、クマが寄ってくる現象も報告されている。
まさに駆除個体を餌と認識しているのだろう。
獣害問題を考えると、駆除すればいいと短絡的に考えがちだが、実際は駆除を担当する人材の確保もさることながら、
駆除後の後始末までトータルで考えないといけない。
人が野生動物と向き合い、獣害対策を施すとは、そういうことである。
<終わり>
旨いぞ。
頭悪いなぁ
1兆あれば日本に何箇所も作れるでしょ
BYDのディーラーじゃあるまいし各県2カ所や3カ所じゃ運搬しきれないぞ
焼却場で燃せよ
外来種の害獣が喋った!
世界三大食肉として牛豚鶏、あと次点として羊があるけど
牛豚鶏って本当に食べやすい
農家が手塩にかけて食肉用に育てた家畜だから美味しいんだろうな
野生動物は食おうと思っても、そんな簡単に美味しく食えるものじゃないんだってよくわかった
日本政府はやらないからな
でも絶滅するまで狩り尽くすだろうし、他の動物も食っちまいそうなので悪手かな、、
日本人を狩り始めるだろ
乾燥品で100グラム1000円以上で売れるだろ。
動物園の肉食系の餌やペットと餌の缶詰に混ぜ込めばいい



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