【聖書】『ヨブ記』の主人公ヨブは、本当は改心した後も財産や家畜は戻ってこず、新しく子供も生まれずにそのまま惨めに死んだらしい…。

1 : 2020/08/02(日) 22:45:08.663 ID:nlRRLXD80
ヨブ記概要

時は古代。

生まれてから老人になるまで神への信仰を忘れず、信心深く生きてきた
「ヨブ」という男がいました。

神様は、そんなヨブを誇りにしていました。
「ヨブは神である私への信仰を堅く持ち続け、一度もそれを疑ったことは無い。彼は素晴らしい。」

そこへ悪魔が、神のもとへ来て言います。

2 : 2020/08/02(日) 22:45:28.336 ID:nlRRLXD80
「ヨブは、今はあなたを信じていますが、彼が家族や全財産を奪われて
自分自身までひどい目にあったならば、彼は全てを神のせいにしてしまうでしょうし、
神であるあなたのことも忘れてしまうに決まっています。
人間などそんなものです。」

神様は、悪魔の言葉を受け
「この男(ヨブ)が私を崇拝するのは、それによって得られる利益のためなのか。
それとも利益などなくても私を信じるのか。」

それを試そうとなされます。

3 : 2020/08/02(日) 22:46:06.429 ID:nlRRLXD80
神様はヨブの愛していた息子と娘を全員殺し、財産である家畜等も取り上げ、
さらにヨブ本人は皮膚病にかからせることにしました。
(古代では皮膚病にかかった者は最も汚らわしい存在とされ、人間扱いされなかった)

レス3番の画像サムネイル

まず、家族の食事中に強盗がやってきて、何人かのヨブの使用人を殺して立ち去りました。

次に、牧場に雷が落ちて火事になり、家畜のひつじが全滅し、そこにいた使用人は死にました。

さらに他の強盗がやってきて、家畜のラクダを殺し、そこにいた使用人は殺されました。

そして、考えられないほどの大風が吹いて家が倒壊し、中にいたヨブの息子や娘、全員が死にました。

4 : 2020/08/02(日) 22:46:36.011 ID:nlRRLXD80
何もかも失ったヨブは
「なぜ私がこんな目にあわなければいけないのか」
という絶望と神への信仰の狭間で葛藤していきます。

その悲惨さにヨブの妻は
「(まるで地獄のように)神に苦しまされているんだから
いつまでも神なんか信じていないでどうせ死ぬなら素直に神を呪って死んだほうがマシ」
とヨブを説得するまでに至りました。

ヨブの友人たちも
「何か悪い事をしたから神様が罰を与えられたんだろう。
思い当たることがあったら改心しなさい」
とお門違いの事を言います。

ヨブは神に苦しみを訴えました。
「私はあなたを一度として疑ったことすらありません。
それなのにあなたは私を苦しめるのですか」

5 : 2020/08/02(日) 22:46:41.857 ID:J7tZ7s/Va
概要の意味知らなそう
6 : 2020/08/02(日) 22:47:25.751 ID:nlRRLXD80
神様は、お姿を現わされ言いました。

「この世はすべて私が創造したのだが、あなたはその時、どこで何をしていた」

「すべて世界は神によって作られ運営されているのだが、あなたはそれをわかっているのか」

「無知をもって神の計りごとを否定するあなたは何者なのか」

「あなたは自分を悪いものでは無いとしたいが為に、神である私を悪いものと、否定したいのか」

※注(これは省略が入ってますので詳しく知りたい方はヨブ記でググってください)

7 : 2020/08/02(日) 22:47:49.109 ID:nlRRLXD80
ヨブは自らの愚かさに気づき神に許しを願います。

「神様どうかお許しください。あなたが全知全能であることを改めて思い知らされました。
私はあなたの事を耳で聞いていましたが、今は私の目であなたを拝見いたします。
私は償うために死にます。海の塵になっても構いません。」

ヨブは最終的に
「利益など得られなくても構いません。私は神であるあなたを信じたいのです」
と信仰を捨てませんでした。

それを聞いた神様はヨブをお許しになり、彼の皮膚病を治し、財産も倍以上にして返してあげました。
ヨブは新しい息子・娘を前と同じ人数つくりました。

めでたしめでたし

…という話なのですが…。

8 : 2020/08/02(日) 22:48:51.537 ID:nlRRLXD80
実はこれは現在の聖書と初期の聖書には相違があるらしいのです。

印刷技術などなかった時代、聖書というものは、口伝あるいは
その内容を忠実に書き写して新しく書を作ることで継承されてきたのですが、
ある時期から内容が改変されているらしいのです。

本来は苦しまされたまま財産も返ってこなかったし子供もできなかったらしいです

改変前のヨブの最後の場面は

「ヨブは孤独のままに生涯を終えたが、神の言葉はヨブの内に残り続けた。
見るも無惨な姿のは裏腹に、ヨブの死に際の顔は幸福に満ちていた」
だそうです。

17 : 2020/08/02(日) 22:52:58.767 ID:jjHI+x+i0
>>8の最後らへんの誤字もそのまま?
21 : 2020/08/02(日) 22:54:57.264 ID:nlRRLXD80
>>17
誤字が有りましてすみません…
9 : 2020/08/02(日) 22:49:05.478 ID:nOlzc4wZ0
おれたちは モノじゃない!
10 : 2020/08/02(日) 22:49:27.321 ID:zuSL68/i0
忘れたけど兄弟の信仰試すために神が贄を求めて片方は自分可愛さに息子を差し出したせいで枯れた土地のアフリカに住むクロンボにされたって話
クロンボ差別の正当化のために使ってて好き
11 : 2020/08/02(日) 22:49:29.878 ID:nlRRLXD80
この話を聞くとみなさんは
「神は弱者を救う気がないのか!」なんて思うかもしれませんが、実は逆なのです。

ヨブ記は弱者のためにある話なのです。

「普通、正しい者は祝福されるから幸せなはず。奴は幸せじゃないから正しくないのだ」
こういう考え方をヨブ記は否定しています。

そう、義人(正しき者)でも苦しむときは苦しむ。

つまり誰かが苦しんでるからといって
"この人は悪い人間だから神様や世間から罰を受けているんだ"
と考えてはいけないということなのですね。

ある意味「反自己責任主義」と言える話ですね。
絶対的弱者の救済という観点では優れた教えであると思います。

12 : 2020/08/02(日) 22:49:44.188 ID:ykuc1TxX0
実験のために殺された人達😢
13 : 2020/08/02(日) 22:49:59.175 ID:nlRRLXD80
ヨブ記を読まなければ、外国人の方々が神という存在をどのようにとらえて
キリスト教を信仰してるのかを理解することは難しいと思いますので、
興味があるなら"ヨブ記"で検索して読んでみることをお勧めします。

神って存在を祈ればもれなく何かしら答えてくれる便利屋みたいに思ってる人は特に…。

(おしまい)

14 : 2020/08/02(日) 22:50:20.197 ID:NwPb0Zcp0
悪魔に煽られてヨブに嫌がらせしまくってヨブがキレたら逆切れしてブタみたいなもん見せつけてきたんだっけ
15 : 2020/08/02(日) 22:51:13.734 ID:sybwWD4hK
信者なん?
18 : 2020/08/02(日) 22:53:12.921 ID:nlRRLXD80
>>15
神様は、この世で一番、聖なるお方です。
23 : 2020/08/02(日) 22:55:48.642 ID:sybwWD4hK
>>18
どういう返答なのそれ
25 : 2020/08/02(日) 22:58:43.715 ID:nlRRLXD80
>>23
自分は信者です。神を疑うことはできません。
16 : 2020/08/02(日) 22:52:08.897 ID:J7tZ7s/Va
女が書いた記事転載してんのか頭コロナじゃねーか
19 : 2020/08/02(日) 22:53:48.205 ID:+MBssJ8La
全知全能のくせに試さないとわからない無能
20 : 2020/08/02(日) 22:54:46.521 ID:nOlzc4wZ0
神は理不尽に殺された人にはなんかいうことないの?
22 : 2020/08/02(日) 22:55:19.145 ID:KVskfzgx0
神(こみ)神(ほち)
弱(ザク) 弱(ジョク) 弱(ホン) 
しおもせ(幸せ)
罰(ほる) 罰(ヘボ) 罰(つるほ) 菌(バツ) 罰(ぼさ) 罰(ボツ)
或(ほる)イミ 或(おる)イミ 病(ある)イミ
24 : 2020/08/02(日) 22:57:56.512 ID:PU5BHFiG0
キリスト教の神「俺はお前らを苦しめたり試したりするけどお前らは俺を疑うな、試そうとするな」

心狭すぎる

26 : 2020/08/02(日) 22:59:07.559 ID:zR2LTLPxp
神とは言わば物語の作者であり人間はその神の創作物のキャラクターに過ぎないんだから
その作中で善人キャラがどんな不幸な目にあっても作者がキャラに責任を問う事は無いし
もし問うたとしてもそれはそうキャラが動くように作者が描いたのに過ぎないのだ

コメント

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