霜降り明星・粗品の名ツッコミ「野党！」が「国会！」に変わったワケ いったい何が起きたのか😲

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あれ、粗品のツッコミ、前のと違うぞ…。番組放送後、ネットの一部が騒然とした–。

人気芸人たちが「ベストワンネタ」を披露する番組「ザ・ベストワン」（TBS）が8月2日、放送された。

〔PHOTO〕iStock

ネタ見せのトップバッターを飾ったのは、「お笑い第七世代」筆頭格として、テレビで見ない日はない霜降り明星（ツッコミ：粗品、ボケ：せいや）である。この日披露したのは「カラオケ」のネタ。本人たちが番組内で「僕らが人生で初めて優勝したネタ」と語ったように「ABCお笑いグランプリ」で優勝を勝ち取ったときのネタだ。

「これまで、劇場はもちろんテレビでも何度も披露されており、ファンの間ではよく知られている人気のネタです。とくにお馴染みなのが、歌をうたっている粗品に対して、せいやが大声で奇妙なヤジを飛ばし、それを受けた粗品が『野党！』とツッコむところですね。せいやの理不尽なヤジは、たしかに国会論戦での野党のヤジのような雰囲気もあって、『野党！』という的確なツッコミには思わず笑ってしまう。名ツッコミです」（マスコミ関係者）

ところが、その「野党！」というツッコミにかわって、この日は別の言葉が用いられた。「国会！」という言葉である。

どうやら、ツッコミの「たとえ」の範囲が、野党から国会に広がったようなのだ。

視聴者の意見をどこまで汲むか
このネタが披露された後、SNS上では、

〈野党が国会になってた〉

〈霜降り、野党！が国会！になってる〉

といった具合に、ツッコミの変化に気づいた人たちの投稿が見られた。

いったいなぜツッコミの文言が変更されてしまったのだろうか。

じつはこの「野党！」というツッコミ、これまでテレビなどで披露された際に、SNS上で批判めいた言葉を浴びせられていた。「野党！」のツッコミは野党の発言を揶揄している、霜降りには国会を見てほしい…といった趣旨である。

「本人たちなのか、テレビ局側からの要請なのかはわかりませんが、こうした批判を気にしてツッコミの文言を変えた可能性は十分に考えられます」（前出のマスコミ関係者）