「どこまでが自粛か…」葛西臨海公園でくつろぐ人も

東京都が週末の不要不急の外出自粛を求める中、東京都江戸川区の葛西臨海公園では、釣りや、テントを張りくつろぐ人の姿が見られた。

次女の入学式のため、家族4人で夜行バスで大阪から上京した女性（50）は「ニュースで報じられている国と、目の前の状況が一致しない」と驚いた。移動の夜行バスは「若い学生が多く、ほぼ満席だった」という。入学式の前日に観光しようとしていたが、都心はほぼ臨時休業状態。「屋内は怖い。ゆっくりできる公園で検索して」訪れた。長女（18）は「同級生でも大勢の集まりは辞めているけど、周りに感染者がいないからあまり実感が…」と危機感が薄いと明かした。

また、5歳の息子と家族3人で訪れていた40代の女性は「公園なら誰もいないと思ったけど、想像の3倍いた」と目を丸めた。「満員の中、仕事に行っている。家族感染も増えているから、心配です」と語った。自粛要請が出ているが「子どもがいるので…。自分の中でも、モヤモヤした部分はある。どこまでが自粛か分からない。禁止や封鎖をしてくれればあきらめが付くのに」ともどかしさを語り、目の前の光景に「日本人だな」と笑った。

[2020年4月4日19時43分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202004040000530.html

……ん？　ギャグかな？