子連れ女って「私は中出しセックスしました」ってアピールしてるようなもんなんだけど、恥ずかしいと思わないのかな

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14352321.html

一生分泣いて、前を向く堀ちえみさん、舌がんステージ４の診断から１年

4日は、がんへの意識向上を促す「世界対がんデー（ＷｏｒｌｄＣａｎｃｅｒＤａｙ）」。舌がんになった俳優の堀ちえみさん（５２）の復帰への思いや、がんを取り巻く現状を紹介します。朝日新聞社は、がんとの共生社会をめざす「ネクストリボンプロジェクト」に、創刊１４０周年記念事業として取り組んでいます。
■手術・リハビリ…耐えた命がいとおしい
「私の人生、終わってもいいのかもしれない」
舌の痛みが半年続いた昨年１月、受診した病院で、舌がんと診断され、こう思いました。
我が家には１０代と２０代の計７人の子どもがいます。夫と話し、「家族みなで闘うため共有しよう」と伝えることにしました。
「お母さんの口内炎、がんの疑いがあるから手術が必要なんだ」
高校生だった次女に自宅でこう話すと、涙を流してこう言いました。
「お母さん、薬のお陰でリウマチの痛みから解放されたのに。今度はがんだなんて。かわいそすぎる」
一緒に泣いていた私は、ハッとしました。人間はどう生きるかが大切。生き抜いて「お母さんの人生、なんだかんだいって良かったね」と思われるようにしなければ、と思いました。
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検査の結果、リンパ節にも転移が見つかり、進行度はステージ４。舌の６割超とリンパ節を切除し、太ももの組織を移植して再建する大手術が必要でした。
私のように発見が遅れる人を少なくしたい、と病気を公表しました。
入院前夜、手巻きずしを囲む食卓で、次女が私の顔をじっと見て「お母さんは死なない気がする」と言ったんです。動物の勘みたいなものでしょうか。
淡々と過ごしていたのですが食事の後、急に涙が流れてきました。「まだ５０代。死にたくないよ」。夫の胸で泣きました。
２月中旬、１１時間の手術を受けました。傷は痛み、身動きはとれず、術後３日間は地獄でした。不安に襲われ、底なし沼に落ちたような絶望をおぼえました。
４日目に一般病棟に移り、鏡で顔を見ると元の３倍ほどに腫れて、いびつに。ショックでした。でも主治医のひとりが、こうおっしゃったんです。
「我々は患者さんの体は治せても、勇気づけるまでの力は持てない。元気な姿を皆さんに見せて、『がんは絶望的な病気ではない』と社会に伝え、勇気を与える存在になってください」
人前に出る私の仕事を考え、リスク管理もしながら傷がなるべく目立たないように首のしわに沿ってメスを入れてくれました。「反省はしても後悔はしない。前だけを向いて社会復帰する。がんに勝つ、自分にも勝つ」と言い聞かせるようになりました。
食べ物をのみ込む嚥下（えんげ）や発声・発語のリハビリも困難を極めました。特に舌の筋トレは、血が出るかと思うほどつらかった。ら行、な行、さ行と「つ」が難しくて。舌の大きさも少しずつ変化するので、３歩進み２歩下がる感じでした。
そんな中、奇跡的に相手に伝わった言葉がありました。「ありがとう」です。この言葉の意味をより深く知り、以前より何倍もこの言葉が好きになりました。
２カ月の入院の後、早期の食道がんも見つかりました。今は経過観察中です。
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手術の後、生き直している感覚です。発音や発語に障害が残り、人前に出た時、心配させたり、恥ずかしいと思わせたりするかもしれない。私自身も最初は恥ずかしい気持ちの方が大きかったから。
でももう、そんなことはどうでも良くなりました。どんな姿、どんなしゃべり方になろうと、試練に耐えた心と体がいとおしい。美しさの価値観も変わりました。命ほど美しいものはないのです。
ステージ４と言われると、一般的には「社会復帰できない」と思われがちです。
私も「かわいそう」と上から見られているような言葉や、「がん患者は家でおとなしくなさい」という趣旨の言葉をぶつけられることもあります。こうした見方をなくしたい。２人に１人はがんになる時代。誰もがひとごとではないから。
一生分泣きました。でもそれ以上に家族と一緒に笑い、喜びと人の温かさを知りました。
個々の事情や様々な考えがありますが、私にとっては社会復帰してこそ、がんの克服だと思っています。ボイストレーニングに通い続けています。再来年がデビュー４０周年。ライブで皆さんに歌声を披露できるように頑張ります。
ほり・ちえみ１９６７年生まれ。大阪府堺市出身。８２年に歌手デビュー。翌年出演のドラマ「スチュワーデス物語」が大ヒット。ワイドショーのコメンテーターとしても活躍。近著に「ＳｔａｇｅＦｏｒ～」

自分の存在を棚に上げるよねｗ

童貞は自分があまりにもセックスに縁遠すぎてそういう現実を忘れてしまっている