おジャ魔女どれみで誰とセックスしたい？

https://digital.asahi.com/articles/ASN3Q7301N34PXLB004.html

和歌山）東洋の魔女に憧れ、選手と合宿　五輪の思い出

　2020年東京五輪の開幕まであと4カ月。和歌山県内の読者のみなさんに五輪にまつわるエピソードなどを募集したところ、手紙やメール、ファクスなどが寄せられました。そのいくつかを紹介します。

　県ママさんバレーボール連盟役員のみなさんはいずれも、1964年東京五輪で金メダルに輝いたバレーボール女子日本代表「東洋の魔女」の活躍に鮮烈な印象を受けたそうです。

　会長の岩尾雅子さんは当時21歳。開会式を国立競技場で見て、「航空自衛隊がアクロバット飛行にて大空に五輪マークを描くプログラムがありました。澄み切った青い空にくっきりと5色の円を描く見事な技術と美しさに感動しました」。
「（「東洋の魔女」の）メンバー、和歌山市出身の寺山（宮本）恵美子選手が活躍され、誇らしく思いました」「日本バレーの優勝によりバレーブームが到来し、一気に『ママさんバレー』の普及にもつながりました」「いつまでも感動を忘れず、生涯スポーツとしてママさんたちに楽しんで取り組んでいただけるように努めていきたいと思っています」

　そのころ小学生だった理事長の三浦美保さんはテレビで観戦。「『東洋の魔女』の活躍がきっかけで中学校からバレーボールを始めました」。中学、高校と続け「強豪チームではなかったですが、一生懸命部活に励んでいました」。
ただ当時もあったパラリンピックの「マスコミの採りあげ方はオリンピックと雲泥の差」「ロンドン、リオパラリンピックでこんなにも種目があると知って驚きました」。2015年の障碍者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」にボランティアとして参加したそうです。

　副理事長の河合富美枝さんは中学2年生で、バレーボール部員。「『東洋の魔女』の素晴らしい活躍に目を輝かせてテレビにかじりついていました」と振り返り、「その時の感動で、69歳の今でも『ママさんバレー』を続けています」。

　　　　　◇

　和歌山市の会社員、東中盛之さん（68）は紀北工業高でレスリング選手だったころ、1972年ミュンヘン五輪の代表候補として、東京での強化合宿に参加しました。70年冬。体力づくりのため、屋外のプールに飛び込まされ
「寒さで体が動かず、おぼれそうでした」。全国から集まった約200人の中にいたのが鶴田友美選手。後の歴代最強とも言われたプロレスラー・ジャンボ鶴田さん（2000年死去）でした。

　「うちとけてよく話をしました。体は大きいけれど、気の優しい、女の子みたいな人でした」。そのなかで五輪に出場できたのは鶴田選手だけ。「ぼくは選ばれず悔しかったけれど、厳しい合宿だったので終わってほっとしたことを覚えています」。東中さんは「合宿の修了証をもらったはずだけど、どこにいったんやろ。なつかしいな」。

　　　　　◇

　県の児童相談所を定年退職した和歌山市の山本哲生さんは、2020年東京五輪の聖火ランナーに選ばれ、「ワクワクの毎日です」。18年夏に股関節の大手術をして、リハビリしながらの応募だったそうです。「歩行0メートル、脚力0からのトレーニング。そして、待ちに待った知らせが」と感激。
「保護されてくる子どもたちに、『希望を持たんとかなう夢もかなわへんで』と言ってきました」。虐待などで人を信じられなくなった子どももいるが、「希望を持ち、光を見つけてほしいです」。