- 1 : 2021/01/04(月) 10:02:31.25 ID:PSk1Sc4u0
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動物から取り出した細胞を培養することで人工的に肉をつくりだす細胞農業。近年、大きな注目を集めているが、それは本当に食糧難に対しての有効な解決策なのだろうか?
あるアーティストが実に奇抜な方法で、人類が抱える「食の問題」を提起し、議論を巻き起こしている。
あるアーティストが、奇抜な方法で人工肉産業を批判し、議論を引き起こしている。
ヒト細胞から作られたステーキをロンドンのデザイン・ミュージアムに展示する企画は、動物の生きた細胞の使用が増加する食肉産業への批判を意図していた。結局、この企画は生命倫理に関する物議を醸し、芸術的な手法を用いたアプローチの思わぬ落とし穴となった。
ペンシルベニア大学のスチュアート・ワイツマン・デザイン大学院で美術の准教授を務めるオルカン・テルハンは2019年、気候変動がいかに将来の食糧消費に影響しうるかを推測していた。3Dプリンターで作られたパンケーキやバイオテクノロジーによって作られたパン、遺伝子組み換えのサーモンをつくるプロジェクトを実現すべく、テルハンは科学者たちとタッグを組んだ。
しかし、細胞培養から人工肉製品を開発することで拡大する細胞農業界の持続可能性やそのあり方に一石を投じたのは、彼らが「ウロボロス・ステーキ」と呼ぶ、挑発的で食欲を失くさせる「肉」だった。
この肉は、ヒト細胞と期限切れの輸血用血液から培養されて生まれたのだ。
10月にウロボロス・ステーキがデザイン・ミュージアムに移送されてから、このプロジェクトの動機をめぐってネット上で議論が白熱。テルハンは、「邪悪」だと罵る多くの脅迫メールやSNS上の中傷に見舞われた。
なかには作品の破棄を求めるメッセージもあった。ある記者に脅迫メールやツイートを提供したテルハンは、「議論はたちまち、私たちがカニバリズムを宣伝しているという非難に集中しました」と述べた。
テルハンは、「この非難は、人間が人間を食べることはタブーであるため、まったく間違った方向で政治問題化されてしまった誤解なのです」と付け加えた。自らの尻尾を食べる蛇を描いた古代のシンボルにちなんで名づけられた「ウロボロス・ステーキ」は、世界中の食肉製品の需要の増加への諷刺として人間が自らの体を食べることを表現してはいるが、宣伝しているわけではない。
科学者たちは、食肉製品の需要増加が、二酸化炭素の排出や生物多様性の減少の一因になりかねないと危機感を抱いてきた。ステーキのデザイナーたちは、そうした示唆とともに観客にショックを与えることが、環境に対する人間の責任の見直しと、クリーンな食肉産業へのきっかけになることを期待していた。
人工肉産業は、“食肉解体フリー”な食品を製造していると自称してきたが、実際にはほとんどの企業が、妊娠した雌牛を殺した際に摘出されるウシ胎児血清に依存して細胞培養を行なっているのだ。
「我々のプロジェクトは、深刻な問題に対してばかげた解決策を提案しているのです」
テルハン、および工業デザイナーのグレイス・ナイトと共同でステーキを創り出した生物物理学者アンドリュー・ペリングは語る。
「しかし我々のシナリオでは、自分の細胞を提供することで、人間は少なくとも同意を示したことになります。人工肉産業の世界では、動物の同意なしに彼らの細胞を搾取しているのですから」プロジェクトをめぐる議論が白熱するにつれ、一口サイズの肉の塊がアメリカ中の美術館を旅して回るようになる。小生意気に皿に盛りつけられ、銀器とともに飾られている時ですら、昨年は何の問題も起きなかった。
「これは予想外のヒットでした」と、ミシェル・ミラー・フィッシャーは述べる。
彼女は、フィラデルフィア美術館から始まり、ミネアポリスのウォーカー・アート・センターまで移動する展示企画「未来を変えるためのデザイン」に向け、ステーキの制作を依頼した学芸員だ。
「このプロジェクトの核心にある挑発はきわめて理にかなっています。『自らのタンパク質の供給源を問うこと』は重要なのです」
展示が終了する2021年3月まで、ステーキをデザイン・ミュージアムから撤去する計画はないが、フィッシャーとテルハンは、近日公開されるオンライン対談で「ウロボロス・ステーキ」への批判に対応する予定だ。
デザイン・ミュージアムの学芸員長プリヤ・カンチャンダニもプロジェクトを擁護し、「デザインされたディストピアだ」と評している。「このプロジェクトは、食糧不足が深刻な時代において、物議を醸すけれど切実に訴えられるべき問いを投げかけているのです」
彼女はそう付け加えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210104-00000001-courrier-int - 3 : 2021/01/04(月) 10:02:51.46 ID:bNJq/htJ0
- 自分が苦労したから下の世代には楽させようと思わないのか?
自分が苦しんだからお前も苦しめって考えのやつは総じてゴミ
4ねやボケ - 29 : 2021/01/04(月) 10:15:49.71 ID:SiqkLhT1a
- >>3
恨みが充満しすぎてどうしようもない
下へ下へと追いやられていたものがいよいよこらえきれなくなって表層に溢れだしただけ - 4 : 2021/01/04(月) 10:03:21.21 ID:fRCum7o7a
- ジャングル大帝で見た
- 6 : 2021/01/04(月) 10:04:27.49 ID:ryDgckOv0
- 人間のキンタマ試食会はできるのにこれはだめなのか
- 7 : 2021/01/04(月) 10:04:40.52 ID:djfEildI0
- ボロボロのステーキ?
- 8 : 2021/01/04(月) 10:04:44.21 ID:j7DDqKtbd
- 他の動物の培養肉がいいなら人間のもいいんじゃないの
- 9 : 2021/01/04(月) 10:05:47.91 ID:cFAWQCupa
- いいえ私は遠慮しておきます
- 10 : 2021/01/04(月) 10:06:17.47 ID:uToYen2h0
- 人工肉なんだから人間でもいいだろ
- 11 : 2021/01/04(月) 10:06:36.71 ID:Av4v7vk00
- 人を喰った話
- 12 : 2021/01/04(月) 10:07:04.92 ID:lI1W/t1/d
- 鼻くそ食うのと一緒だろ、何がマズい言ってみろ
- 16 : 2021/01/04(月) 10:08:39.14 ID:djfEildI0
- >>12
いや鼻くそはまずいから - 17 : 2021/01/04(月) 10:08:45.39 ID:7+pTsVg80
- >>12
味が不味い - 13 : 2021/01/04(月) 10:07:36.28 ID:lwRPDl2E0
- アイルランドの貧民の子供たちがっていうスイフトのヤツ
- 14 : 2021/01/04(月) 10:08:02.65 ID:ZuY2zDtm0
- 美味いのか不味いのかそれが問題
- 15 : 2021/01/04(月) 10:08:11.57 ID:T48M6ZIl0
- 食糧問題はともかく低コストになったら外食は使うだろうね
- 18 : 2021/01/04(月) 10:08:55.34 ID:574CRF+ba
- モンハンかと
- 19 : 2021/01/04(月) 10:10:09.58 ID:ZX3pJU3ep
- 輸血や移植と何が違うんだ
口内摂取なだけ - 20 : 2021/01/04(月) 10:11:00.51 ID:j27b+7n20
- 細胞培養に牛胎児血清が必要なのはどうにかなんねーのかな
- 21 : 2021/01/04(月) 10:11:05.61 ID:Yb1K0aIgM
- 翻訳クオリティもうちょっと何とかならんかったんか?
- 22 : 2021/01/04(月) 10:11:30.38 ID:k0qQpzO+0
- 美少女のおっぱい細胞から培養したステーキなら食べたい
- 23 : 2021/01/04(月) 10:12:33.74 ID:mFFcpG9Za
- 新しい物は批判され排除しようとする人間が発生するのはしゃあない
牛肉より安く提供されるようになったらコロッと変わるだろ - 25 : 2021/01/04(月) 10:13:57.59 ID:3NiUczT10
- 言いたいこと: 過激なことやってる自分を見て!
- 26 : 2021/01/04(月) 10:14:17.11 ID:djfEildI0
- ソイレントグリーンより家畜の方が育てる時間もコストもいいよね
人間牧場とかちょっとあれだよね - 28 : 2021/01/04(月) 10:15:34.38 ID:SltXocki0
- 牛乳否定派は、こういうのでいいんだろ?
- 30 : 2021/01/04(月) 10:16:28.39 ID:Anjch4nvM
- ステーキけんの断末魔は何よりも美味だったわ
- 31 : 2021/01/04(月) 10:16:50.34 ID:ygKebxI90
- 狂った富豪はすでに食べてそう
「ウロボロスのステーキ」に批判殺到

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