スダレ「後手後手と批判するのをやめろォ！栃木も緊急事態宣言だ！」政権幹部「！？」スダレの政治主導アピールで急に栃木も追加

緊急事態宣言対象拡大の背景は？ “政治主導”アピールの狙いも
https://news.yahoo.co.jp/articles/c33147ad1a1e04227063b7cb2dd4d52395e47932

政府は１３日、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な大阪、愛知、福岡など
７府県を新たに緊急事態宣言の対象地域に加えます。国会記者会館から報告です。

政府は１３日夕方、対策本部などを開いて７府県の追加を決定しますが、
国会では野党側から“対応が遅い”という指摘が上がっています。

「今回はやっぱ見ていると、自治体のほうから要請をされて、国がそれを追認するとか、
それを認めるっていうふうにやっぱり見えてしまうわけですね」（立憲民主党 今井雅人衆院議員）

「何か都道府県からの要請があることが要件であるとか条件であるとかということに
なっているわけではありません」（西村康稔 経済再生相）

野党側からの批判に対し、西村大臣は、
「都道府県からの要請が要件ではない。病床が確保できているのか確認しながら判断する」
などと強調しました。

Ｑ．政府は当初、大阪などの関西の３府県の追加を前提に調整を進めていたと思いますが、
なぜ７府県に拡大されたのでしょうか？

一番大きな理由は、菅総理が“後手後手”の批判を避けたいという政治的な判断が働いたものとみられます。
１２日夕方の段階で福岡・栃木に関しては、政府はまだ検討段階でした。
政権幹部の１人は菅総理のトップダウンの決定であったことを認めています。

菅総理には、東京都の小池知事に要請を受けた形で、１都３県に緊急事態宣言を発表した際の
“苦い教訓”がありました。
知事から要請を受けてその都度判断するというスタイルでは、「政府主導」というイメージからほど遠く、
与党内からも迅速な判断を求める声がありました。
菅総理としては“できる限りの手を打つ”という姿勢を示すため、この政治決断を行ったものとみられます。

菅総理は、１３日午後７時ごろから記者会見を行う予定ですが、そこで何を語るのか、注目されます。
（13日11:32）