ヨモギダ君(蓬田 修士)の思い出

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「香りがいい」、ヨモギの入浴剤が人気　津久見市の障碍者福祉施設が製造

津久見市地蔵町の障碍者福祉サービス事業所「ジョイントリー」（神田恭子所長）の入浴剤「恭子ちゃんちのよもぎのお風呂」が好評だ。無農薬栽培のヨモギを乾燥させて袋詰めにした素朴な一品で、施設利用者が全ての作業を担う。商品を扱う市内外の店から追加注文を受けることもあり、神田所長は「真心を込めて作った。多くの人にヨモギの香りでリラックスしてほしい」と願う。
　施設は津久見、臼杵両市内の精神障碍者など２０人が利用。菓子の製造販売や食品の袋詰めなどの作業を請け負っている。工賃確保のため独自の新商品を考えていた際、職員がヨモギ栽培を特集した雑誌を見て入浴剤を思いついたという。
　昨年１月に臼杵市前田に約１０アールの畑を借りて栽培。１本ずつ手摘みし、葉と茎に分けて乾燥させた後、葉を細かくして袋に詰める。利用者の体調に合わせて作業を進めるため、１日当たりの完成品は５０～１００袋（１袋７グラムまたは１０グラム入り）ほど。
　津久見市四浦の里の駅「つくみマルシェ」や同市中央町の美容室「グレイス」、臼杵市臼杵の雑貨店「和輪話」などで同５月から販売。購入者から「体が温まる」「香りがいい」などの声が寄せられた。ネット販売も始め、リピーターは増えている。
　ヨモギが足りなくなることもあったため、今年は栽培面積を４０アールに増やす予定。
　施設利用者の若狭由（よし）明（あき）さん（５６）＝臼杵市佐志生＝は「私たちが一生懸命に作った商品。使う人が喜ぶ顔を思い浮かべながら作業に励みたい」と話した。

＜メモ＞
　入浴剤は７グラム入り７袋（税込み６００円）と１０グラム入り５袋（同５００円）、１０グラム入り１袋（同１００円）の３種類。問い合わせはジョイントリー

キリドウ大学とかめちゃおもしろかったのに