助けて・・酒酔い運転で３５点免許取消食らったわ・・・・頑張って取り直したのマジでどうすりゃいいんだよ・・・

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さくらの桜、今年も咲いた　あの姉と弟は元気だろうか

神戸市の児童相談所で働いていた石井伸郎さん（62）が、「さくら」に出会ったのは2003年のことだった。

　当時、ある姉弟を担当していた。小学校高学年のしっかり者の姉と、低学年のやんちゃな弟。古い市営住宅で、アルコール依存症の30代の父親と1匹の犬と暮らしていた。小さな雑種犬。それがさくらだった。

　父親は子どもへの愛情はあるものの、いつも酔っ払っていた。酒飲み仲間と引き離すため引っ越しをするよう促しつつ、応じない場合は姉弟を一時保護することも考えた。

　いずれにしても、犬を一緒に連れていくことはできない。あきらめてとお願いしても姉弟は「イヤや」と首を縦に振らない。「じゃあ、犬はおっちゃんが育ててやる。どうや？」。そう言うと、姉が「時々会わせてくれる？」と聞いてきた。「ええで」

　石井さんは、児相には内緒でこっそりと犬を自宅に連れ帰った。家では黒い大型のラブラドル犬を飼っていた。もう1匹ぐらい増えてもいいかと、軽い気持ちだった。

　だが、連れ帰った犬は警戒心をむき出しにして、キャンキャンと激しくほえ、かみついてきた。ストレスで下半身の毛は抜け落ち、後ろ足を引きずっていた。遊び相手のいない弟が犬を相手にプロレスごっこをして骨が折れていたらしく、抱こうとしようものなら一目散に逃げた。

　「なんちゅう犬を連れてきたん！？」。妻と4人の子どもたちには大不評だった。それでもけがが癒えると、さくらは次第になついていった。

　姉弟の姉は、別の家庭をもっていた母親宅に、本人の希望で引き取られた。石井さんは近くの公園にさくらを連れていき、何度か会わせた。姉はうれしそうにさくらと戯れた。

　父親を慕っていた弟は自宅にとどまった。様子を見るため、石井さんは週に1～2回は立ち寄って「学校行ってるか～」と声をかけた。父親を学芸会にも連れて行った。父親は酒をやめられなかったが、息子が喜ぶからと熱帯魚を飼っていた。

　月日を重ね、さくらはすっかり家族の一員になり、夜は必ず妻の布団に潜り込んだ。

　さくらが来てちょうど2年になる05年12月7日のことだ。長男の16回目の誕生日で、夜にステーキでお祝いする予定だった。

　石井さんはその朝、家の筋向かいの公民館に空き瓶を運んだ。月に1度の回収日。出勤のために門扉を開けたままにしていた。

　鳴き声が聞こえた。表に出ると、さくらが車にひかれていた。公民館に来た女性を妻と勘違いして飛び出したらしい。ぐったりした体を妻が抱き上げ、動物病院に連れて行った。だが、そのまま逝ってしまった。家族からは、お父さんのせいだと責められた。その晩は全員で、泣きながらステーキを口に運んだ。

　市の火葬場でさくらを見送り、墓の代わりにと、人の背丈ほどの桜の木を庭に植えた。翌春からピンクの花をつけ、家族を楽しませた。子どもが幼いときは家族で花見をした。いまでは4メートルほどの大きさになった。

　石井さんは事故の前に異動し、いまは児童養護施設に勤める。後に、あの父親はさくらが死んだ3カ月後に亡くなったと聞いた。

　弟は施設で生活した後、親類に引き取られ、高校卒業後に就職。姉は中学卒業後に家を出たと聞いた。

　2人はいま元気に暮らしているだろうか。

　今年も、さくらの桜は見事な花を咲かせた。3日、満開の木の下に立った。なんで門を開けたままにしてしまったのか。天国でお父ちゃんにかわいがってもらっているやろうか。見上げると、ピンクの花びらが風に吹かれ、はらはらと舞い落ち始めた。

優良運転者ですらここまで言われてるんだから前科持ちなんてもっと身に染みてるだろうに

そもそもそのドラッグが人を轢き殺したことを恨め
ニコチンならスパスパやっても違法も違反にもならないだろ？

そんな危険なドラッグが合法になってるほうが悪い