【悲惨】38歳無職男さん､深夜に暴れてｶｰﾁｬﾝに通報された挙句おまわりさんに威嚇射撃なしで胸を撃たれて射殺された末に書類送検される

富山市飯野の路上で今年3月、包丁を持って近づいてきた男に警察官が発砲し、撃たれた男が死亡した事件で、富山県警は18日、包丁を持っていた、
近くに住む無職、幸田勇治容疑者（当時38歳）を、公務執行妨害と銃刀法違反容疑で富山地検に書類送検した。

送検容疑は3月22日午前3時40分ごろ、富山市飯野の路上で、正当な理由なく包丁を携帯し、職務質問した警察官に対し、刃先を向けて走って接近し、警察官の職務を妨害したとしている。

県警によると同日午前3時半ごろ、同居する幸田容疑者の母親が付近の住民を通じ「息子が暴れている」と110番通報。

富山中央署の巡査部長と巡査が駆けつけたところ、刃渡り約20センチの包丁を持った幸田容疑者を発見。

職務質問すると包丁を持って近づいてきたため、警告した。

しかし、「刺してやろうか」などと言いながらさらに迫ってきたため、巡査部長が再度警告の上、約5メートルの距離から発砲した。

幸田容疑者は胸を撃たれ死亡した。
威嚇射撃はなかった。

県警は幸田容疑者について殺人未遂罪も視野に捜査を進めたが、県警捜査1課の中村誠次席は「捜査の結果、殺意を認定できなかった」と、同容疑での送検断念の理由を説明した。

警察官の発砲については「適正な使用で過剰防衛ではないと考えている」と話した。