無職(34)を逮捕　父と祖父の遺体を近くの砂浜に埋め普通に生活。死後十数年の模様・金沢

父親と祖父の死体遺棄容疑で３４歳の男 逮捕

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20220301/3020010804.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

金沢市の砂浜に父親と祖父の遺体を運んで遺棄したとして、
３４歳の無職の男が、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
２人の遺体は、白骨化した状態で見つかり、死後かなりの時間が経過しているとみられ、
警察は死亡の経緯などについても捜査を進めています。

逮捕されたのは、金沢市御供田町の無職、表加津彦容疑者（３４）です。
警察によりますと、表容疑者は、おととし３月ごろから６月ごろにかけて、
祖父の表友治さんと父、表健治さんの遺体を、金沢市金石西の砂浜に
遺棄したとして死体遺棄の疑いが持たれています。

砂浜では、おととし６月、通りかかった人が白骨化した２人の遺体を発見しましたが、
そのときは身元がわかりませんでした。
ことしに入り、死亡した２人の親族から「１５年以上会えていない」と相談が寄せられ、
捜査を進めた結果、身元が判明し、表容疑者が遺体を遺棄した疑いがあることがわかったということです。

調べに対して、表容疑者は「砂浜近くの実家に放置していた父と祖父の遺体が、
誰かに見つかってしまうのではないかと思った」などと供述し、２人の遺体を遺棄した容疑を認めているということです。
２人の遺体は、発見された時点でいずれも死後１０年以上経過していたとみられ、
警察は死亡の経緯などについても捜査を進めています。

表容疑者の祖父の友治さんと、父親の健治さんは、遺体の発見現場から
５００メートルほど離れた住宅で２人で暮らしていました。
近くに住む女性は「２０年ほど前まで友治さんと、息子夫婦、孫３人の
合わせて６人で住んでいましたが、子どもたちが働きだしたりして、
空き家になったのだと思っていました。遺体の臭いなどもしなかったし、
事件を知ってただただびっくりしました」と話していました。

また、別の住民の男性は、表容疑者について、「２か月に１回ほど、自転車でやってきて、
届いている郵便物を持って家の中に入る姿を見ていました。最後に会ったのは、去年の秋ごろでしたが、
その時もしっかりあいさつをしてくれて、まさかこんな事件を起こすとは思えず驚いています」と話していました。

03/01 12:44