福島県、海外での風評被害に苦しむ。「国内のように簡単に解消はできない」

海外で今も残る不安感
国内は落ち着き　背景に情報量の差

――東電福島第1原発事故による風評被害の現状は。

国内では、数年間は不安感が広がり、流通も滞っていたが、16年ごろには少し落ち着きを見せ始めた。
その後、隣接町村の避難指示の解除も大きな意味を持った。

事故当初は、長期間戻れないだろうというのが前提だった。しかし、この10年間で想定以上に線量が下がり続け、原発近くまで避難指示が解除されるようになった。
福島県に観光客も訪れ、県産食材なども問題がないことが県外の人からも分かり、ニュースでも復興状況が取り上げられている。

――海外ではどうか。

まだ不安感が根強い実情がある。調査をすると、特に韓国、中国など東アジアの国々で顕著だ。
韓国の約9割、中国の約7割が、今も「福島産の食品は危険」と思っており、
多くの人が▽水が飲めない▽近くに人が住めない▽農産物・海産物は食べられない▽訪問したくない――というイメージのままだ。

原発から出る処理水の海洋放出問題では韓国がかなり反発しているが、これは処理水の問題というよりも、福島県に対する風評が残り続けていることによる反応だ。

――海外での風評に対し、どのように対応するべきか。

政府は、国内の風評が落ち着き始めた時期に初めて、海外でのイメージが悪いままであることを認識したのだと思う。
海外では福島県のことは普段、報道されない。政府も外国向けにさまざまな情報発信をしているが、まだ少ない。

韓国や中国の多くの人が不安感を抱いていることは、そう簡単に解消できるものではない。
国内と海外では福島に関わる情報量が全然違うことを踏まえ、時間をかけて取り組むしかないだろう。

https://www.komei.or.jp/komeinews/p284069/

トンキン辺りだと売ってそうだけど

というか聖帝亡き後いつまで馬鹿のふりを続けるつもりだ？
理系はおらんの？