正義の西洋人が、自分をウ●コ扱いする未開国民にレクチャー 「昔、反戦者を非国民扱いしたのを思い出せ」

まずはとある大都市在住のEU圏出身女性・Kさん（30代前半）の話から見てみよう。

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私は外国人として日本に約7年住んでいます。コロナ騒動が始まって以来最初の1年数ヶ月は厚労省や専門家や自治体が呼びかけた感染対策に対し、私も他の日本人と同様、従順な対応をしていました。

しかし、当時の日本では人種差別が蔓延しており、多くの日本人が外国人の存在をウザく思い、さらには迷惑な存在として扱っていました。

何しろ外国人というだけで露骨に怖がる表情を毎日のように見せられたからです。

そうしたことから私は「マスクは私を守ってくれない。少なくとも差別からは」という判断をし、2021年の早い段階でマスクを捨てました。すると、差別度合は上がります。マスクをした人々が、私のことを道路に落ちた大量の大便であるかのように、露骨に避けて歩くのです。

こうしたことから私は憂鬱を発症。そして常に不安を抱いていることからパニック障害と診断されます。それに加えてバセドウ病と過敏性腸症候群とも診断されました。

これに加え、日本で直面してきた数々の差別と、かつて食事を楽しめたカフェでも常時マスクをしなければならないという絶え間ないプレッシャーにより、PTSDとなりました。

それなのになぜ、私がまだ日本にいるのかと疑問に思うかもしれませんが、私には「無限」という表現を超えるほど愛している素晴らしい日本人の夫がいるのです。彼と別離することは絶対にしたくないので、他の場所に引っ越すことは不可能です。

しかし、私が1ヶ月前に急性虫垂炎と診断され、手術について話し合うため、総合病院に行った時のこと。入口に足を踏み入れた瞬間でした。「あなたはマスクをしていない！」と怒鳴られ、門番から追いかけられました。

「マスクを着用できない」という私に関する書類には「非常識なヤツだ」といった落書きがされました。

夫は、裕福な人であれば、マスクを強要されることはないんだろうな、との感想を持ちました。

日本が突入した太平洋戦争では、戦争に反対する者は非国民扱いされました。コロナも同じです。

人間性が完全に欠落したジョージ・オーウェル的『1984』の世界観になってほしくないのです。マスクというものは、人間が人間であることを否定するものだとこの4年間でつくづく感じました。私からは以上です。

https://www.dailyshincho.jp/article/2023/12250600/

参考までに