吉村知事「悪い情報も公開し適切な対応をする」「考え方が違うので、（ほかの自治体を）批判するつもりは全くない」

情報公開について聞かれた知事は「情報公開どんどんすると、批判もされるんですけど、それはやろう、と。
日々の運用の病床数も大阪府がホームページで公開してるから、テレビで報道されて『（使用率が）高いやないか』ってなるんですけど、できれば他の地域もやった方がいいんじゃないかな。
『確保病床数』はみんな公開するんですけど、日々の（運用）状況はどうなのか、っていうところもきちんと公開した方がいいんじゃないか。
そうすることで、リスクを共有できる」「（逆に医療体制ひっ迫度が高くて）今まで何やってたんだ、って批判も受けるんです」と批判覚悟で現実の数字も合わせて公表していることを説明した。

　医療体制がひっ迫し、関西広域連合や自衛隊に看護士派遣の支援を「お願い」している大阪府。知事は「今、大阪で重症者が多いので、僕もあんまり大きなことは言えない」とした上で、
「いい情報も悪い情報も全部公開していく、それが適切な対応をとっていく上で必要なんじゃないか」との思いを述べた。

　ほかにも、東京都が重症者について独自の基準「人工呼吸器か人口心肺装置（エクモ）を使用」としていることについて意見を求められると、
「考え方が違うので、僕は（ほかの自治体を）批判するつもりは全くない」とも話した。
大阪府は国の基準「ＩＣＵ、人工呼吸器、エクモのいずれか」に加え、「気管の挿管」に該当した場合にも重症者としている。

https://article.auone.jp/detail/1/5/9/17_9_r_20201211_1607614401451899